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失われた時を求めて(À la recherche du temps perdu)

登場人物

  • 私(マルセル?) - パリ生れで父は高級官僚。

  • スワン - 社交界の人気者で、ユダヤ人。妻はもと高級娼婦のオデット。

  • ジルベルト - スワンとオデットの娘。

  • アルベルチーヌ・シモネ - 主人公の恋人。孤児。

  • ゲルマント公爵夫人 - 貴族のサロンの主人。

  • サン=ルー - ゲルマント公爵夫人の甥で主人公の親友。

  • ヴェルデュラン夫人 - ブルジョワのサロンの主人。

  • シャルリュス男爵 - ゲルマントの一族で社交界の人気者。








構成



  • 第1篇「スワン家のほうへ」Du côté de chez Swann(1913)


・第1部 コンブレー
・第2部 スワンの恋
・第3部 土地の名・名
マドレーヌ菓子(プチット・マドレーヌ)をお茶に浸して食べたことから、過去の記憶が一気に思い出されるという有名なシーンが始めの方にある。夏の休暇を郊外のコンブレーで過ごした少年期の回想が描かれる。隣人スワンの娘ジルベルトに恋をする。
スワンが結婚するまでの物語を描いた「スワンの恋」の章は独立した小説としても読むことができる。この章は三人称で書かれ(しかし部分的に「私」という一人称もあらわれる)、「私」が生まれる前の時期のヴェルデュラン邸のサロンが主な舞台になっている。


  • 第2篇「花咲く乙女たちのかげに」A l'ombre des jeunes filles en fleurs(1919)


・第1部 スワン夫人をめぐって
・第2部 土地の名・土地
主人公が、スワン家に出入りできるようになり有頂天になるが、ジルベルトとは次第に気持ちのすれ違いが多くなる。夏の避暑地バルベックでシャルリュス男爵と知り合う。また、同地で出会った少女たちのうち、孤児のアルベルチーヌに恋するようになる。


  • 第3篇「ゲルマントの方」Le côté de Guermantes(1921-1922)


一家がゲルマント家のアパルトマンに引っ越す。サロンの社交界に出入りするようになり、シャルリュス男爵とも度々顔を合わせる。はじめてアルベルチーヌにキスをする。


  • 第4篇「ソドムとゴモラ」Sodome et Gomorrhe(1922-1923)


主人公は偶然、シャルリュス男爵が同性愛にふけっているところを目撃し、ショックを受ける。ゲルマント公爵邸の夜会に出席する。恋人アルベルチーヌの行動に次第に疑惑を持つようになり、別れを考えるが、結局結婚を決意する。
以下は死後刊行


  • 第5篇「囚われの女」La Prisonnière(1925)


パリでアルベルチーヌと暮らすようになる。ヴェルデュラン邸のサロンで行われた演奏会に出席する。


  • 第6篇「逃げさる女」Fugitive(1927)


アルベルチーヌが突然いなくなる。その後、彼女は落馬が元で命を落とす。主人公はアルベルチーヌの過去を調べ、同性愛者であったことを知る。彼女を失ったことで後悔と苦悩の日々を送るが、ある日その悲しみが薄れているのを自覚する。


  • 第7篇「見出された時」Le temps retrouvé(1927)


第一次世界大戦の前後、パリの社交界も様変わりしてゆく。療養生活を送る主人公は芸術について思考を重ねる。ある日出席したサロンで、旧知の人々がすっかり年老いた姿を見て「時」について考える。主人公は自分の経験を書物に著すことを決意する。

ウィキペディアより引用




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